2015年06月03日

アメリカは

国の借金が958兆円になり、 過去最高となったとニュース記事に出ていた。
この数字を見て、今にも経済破綻を意味するデフォルトの危機と見るか?
そんなに危機ではないと見るか?
様々な見解があるECG心電圖
たとえば、この巨大な借金を一般企業に置き換えてみれば、
資本金を遥かに上回る借金がある企業などあちらこちらに溢れるほどある。
ファイナンスできているのであれば、それほど異常なことではないとする楽観的な説。

また、日本人の個人資産が借金以上にあるから大丈夫とする説もある。
これとは反対に雪纖瘦
ここまで来れば、もう近い将来、破綻してしまうという悲観的な見解を語る人もいる。

言えることは、こうしている間にも借入金などの残高が増え続けている。
やはり、いつか財政は破綻してしまうという風にしか思えない升學顧問
だけども、これは、大変だぞ!と見せて『消費税の増税は、致し方なし』
という雰囲気を演出するための策略と言う人もいる。


経済の観点から見ると、国家財政というものは往々にして破綻するものらしい。
めずらしい現象でもなさそうだ。
1800年以降のヨーロッパの国々で、デフォルトないし経済再編をした国家を挙げてみると、
なんと、スペインが13回、フランス9回、ドイツ8回、ギリシャ5回、イタリア1回。
結構あるもんだという気になる。

EU内のギリシャの経済危機の問題は、更に進んでスペインにも及ぼうとしている。
しかし、これらの国は、上記の破綻回数から推し量って、
もともと体質的にそのようなものを持っている国(?)と思ったりもする。

世界を見渡すと、
今年は、様々な国の国家元首の選挙が控えている。
特に、アメリカの大統領選挙に向けた動きが活発化している。
アメリカという国は、ヒーローの到来を待つ気運があると司馬遼太郎氏が語っていた。
日本は、幸か不幸かスーパーヒーローなどは、いたことがないとも言っている。

そういえば、国民性を表したジョークとして知られるエスニックジョークに、
「今にも、船が沈みそうな時、だれかが海に飛び込まなくてはならない局面になった。そこで、
アメリカ人には、キミはヒーローになれる。と言えば、誇りを持って飛び込む。
日本人には、みんなが、飛び込んでいる!といえば、あたりを見渡し、飛び込む」
という話がある。

アメリカは、そのように日常的にも勇敢なヒーロー像を求めている。
大統領選挙は、その最たるもので、次なるヒーローは誰か?
という意識で人々が受けとめている。
だから、いきおい大統領選挙は、かなりの熱気を帯びてくる。
新しい大統領が何とかしてくれる、という期待も大きい。
そしてその権限も大。

これに引き換え、日本は、スーパーヒーローの出てくる気運すらない。

それならば、この国の借金問題どうするか?
という事になると先は決して明るくない。

到来する破綻の局面では、
日本らしく、
将来、どこかの国のデフォルトに乗じ
「皆がしているから、、」と言ってデフォルトするしかない。


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Posted by iooi at 12:46 | Comments(0) | pad
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