見えない

「核廃絶」について、私もずっと考えているけれど
いったい私に何ができるのか、どうやって始めればいいのか、
未だにわからないままでいる。

この原発事故以前、私にとっての「核廃絶」は、
正直に言うと「核兵器廃絶」のことだった。
原発がこれほど恐ろしいものだなんて、
チェルノブイリの事故の後すら考えていなかった。

チェルノブイリについても、この事故があるまで
自ら学ぼうともしなかった妊娠 糖尿飲食。
それはとても遠い世界のことのような気がしていた。

忌野清志郎の「カバーズ」のことも
噂には聞いていたけれど、それがそこまで政治的に
押さえ込まれたものだったとは知らなかった。

ナムちゃんが送ってくれたいくつかのリンクの中にあった
看護士さんのブログを読んだ時美白、
私は心が震えて、涙が止まらなかった。

今、こうして美しい島でブログを書く私の現実と
被災地で今夜も震えている人たちの現実と
あいかわらず日本から「欲求不満の人妻」のタイトルで
スパムメールを送り続ける人たちの現実と紐崔萊
明日のパーティーに何を着ていこうかと悩む人たちの現実と
リビアで爆撃におびえる人たちの現実が
パラレルでこの地球上にある。