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Posted by さがファンブログ事務局 at 

2015年06月01日

人となりがわかると言えば

フランスのジャン・ブリア=サヴァランは、
フランス革命の頃から代議士として活躍した政治家だが、
美食について綴った『美味礼讃』を著すなど、
今なお、政治家としてより、美食家としてその名をとどめている。
フランスの焼き菓子”サヴァラン”はbridal academy 日校
彼の名に因(ちな)んでつけられたもの。

彼の言葉にbridal academy 日校
「普段、あなたが何を食べているのか言ってごらんなさい、
そしたら、あなたがどんな人だか言ってみせましょう」

つまり、どんなものを好んで食べているかで、
性格、指向など、その人となりがわかるという意味。
”食”というものは、それほどまでにbridal academy 日校
人間生活の中で重要な位置を占めていることでもある。


人となりがわかると言えば、
今日のCNN News を見ていると、
”『いいね!』で性格や指向、薬物依存まで分かる?”
という記事が出ていた。

アメリカのケンブリッジ大学の研究で、
「Facebook のユーザーがクリックした『いいね!』を分析すれば、
性的指向や政治的指向、宗教、知性、情緒不安定などを言い当てられるほか、
薬物やアルコール依存まで見抜くことができてしまう」
という。

数多くのデータベースを基に、かなりの精度で言い当てることが出来るそうだ。
たとえば、白人かアフリカ系米国人かを判別できる確率は95%。
性別、政治志向、両親が離婚しているかどうか、
外向的か内向的な性格かも知ることができるという。

そうならば、
サヴァラン氏を冥界から呼び寄せて、
『いいね!』と『食』の ”当たる精度” 対決を願いたいものだ。  


Posted by iooi at 18:42 | Comments(0) | pad

2015年06月01日

いりません

関西弁で「考えときまっさ」という表現がある。
「考えておきますわ」を慣用的に縮めた表現。

この言葉をおもに使うのは、商取引のとき。
関西に限った訳ではないが、
実際に考えるのではなく、婉曲的な「断り」を意味する言葉。

「考えときまっさ」を使った会話シーンを再現すると、、、
商人がやってきてbridal academy 好唔好
「この商品、安うさせてもらいますが、いかがなモンでしょうか?」
と言うと、客はbridal academy 好唔好
「この商品ですか? これは、これは、いいものですな~。
(と言いつつ、チェックしたり吟味したりする)
せやけど、今回は、考えときまっさ」
と客が答えると、今度は商人がbridal academy 好唔好
「この商品、いいもんなんですがね~。
そうですか、ほな、また来(こ)さしてもらいます」と言って去る。
(この場合、また来るとは言ったが二度と来ない)

関西では、こんな訳がわかったかわからぬ話しで、商談不成立を意味する会話となる。

大辞泉や大辞林などの大きな辞書を探ってみても、
「考える」という言葉には、「断りの言葉」という表現はない。
そのため、断りの言葉としての慣例的表現が、わからない真っ正直な人だと、
以下のような小咄みたいな出来事が起こる。

「考えときます」と言って断った客のところに、2、3日後に
再び訪ねて行って、
「先日、お伺いした時に『考えときます』と言われたので、
お考えがどうなったかと思いまして、また、やってきました。」
その客、エラい剣幕で、
「この間、『考えときます』と言っただろう!」という話になる。

このように、『考えときます』は、
婉曲ではあるが完全な断りの言葉なのである。
探ってみると、「考える」が「断り」を意味する言葉とするのは、
世界に、かなりの高率であるようだ。

フランス語の「いりません」を意味する断りの言葉も、
"Réfléchir"(考えときます)。

上記の小咄、結構、世界的に通じる。
  


Posted by iooi at 16:12 | Comments(0) | pad