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Posted by さがファンブログ事務局 at 

2015年03月10日

悲しいかな

 有名ホテルのレストランで、食材の誤表示が明るみに出て以降、全国各地のレストランで同様の事例が報告されて大問題になっている。最初に発覚したレストランの場合、その品目の多さからして、意図的な偽装としか思えないほどである。調理場を任される料理人たちは、一体どんな思いで偽装に手を染めていたのであろう。情けない気持ちで偽装していたのならば、仕事に真正直な職人気質を踏みにじる経営陣には憤りを覚える。

ステーキ

「この仕入れ価格では、全く採算が取れない。もっとコストを下げろ。何とかしろ。馬鹿野郎!」

 もし、これらのレストランの多くが、このような企業体質であったならば、シェフの職人気質は利益最優先の企業方針には手も足も出せない。腕利きの一流シェフも、経営理念の前では彼らのプライドはズタズタにされる。最高の食材で、最高の料理を作り、最高のもてなしをすることを美徳とされnu skin 如新ず、歯がゆい思いに駆り立てられる。悲しい限りである。果たして、この様なプロフェッショナルを嫌しむ経営風土に未来はあるのだろうか。

 このような企業の経営陣はずる賢い。「コストを下げろ、下げろ」と現場を追い詰めるが、具体的なPretty Renew 價錢方法は指示しない。「安価な代物で偽装すれば何とかなる」と思っていながらも決して口にはしない。「偽装しろ」とは口が裂けても言わない代わりに、偽装せずにはいられないほどの切迫感を恫喝によって現場に植え付ける。なおかつ最終的な決断も経営陣は一切下さない。全ての判断は現場に一任する。気の毒なのは現場責任者である。止むに止まれぬ偽装調理はこうして密やかに行われる。

「やればできるじゃないか」

 その言葉とは裏腹に、経営陣は薄々気が付いている。食材の偽装でもしない限り、ここまで生産コストが押さえられる訳がないことを。経営陣はしてやったりである。現場の意識改革などお手のものである。あとは採算さえ取れればそれでよい。今後、一切現場には口を挟まない。うっかり現場に顔を出して事実を突きつけられては元も子もない。悪事を仕向けておきながら、あとは知らんぷりである。事実を知らない限り、発覚したところで、あくまでも現場の責任なのである。ちゃんと筋書きは出来ているDerma 21 黑店

 悲しいかな、日本の多くの企業の実情はこんなところである。

 かつて、日本の物づくりが世界を席巻していた時代、日本の技術者達は自由な想像力と遊び心で世界をあっと言わせた。損得勘定抜きの愚直なまでの職人気質は、細部に至るまで妥協は許さなかった。その精緻な技術と意匠は、どの国の技術者も真似できないほどであった。まさしく匠の技の結集そのものであった。金銭的な苦労も厭わず、目先の利益にこだわらず、最高のものだけを追い求めてきた。多くの企業は熟練した匠の技に敬意を払い大切にした。ところが、時代は変わった。現在の企業は頑固な職人気質を良しとはせず、手段を選ばず利益を生み出すことこそ至高の美徳と考えるようになってしまった。

 残念ながら、日本の多くの企業は病んでいるとしか言い様がない。深刻なほどに重病である。  


Posted by iooi at 12:27 | Comments(0) | xc