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Posted by さがファンブログ事務局 at 

2015年05月11日

このことを先日

最近のけん玉ブームは、
日系人が多いハワイならではのものかと思いきや、
どうやら米国本土でもかなりブームになっている模様。

KENDAMA USAという人気のウェブサイトには
けん玉のプロたちが世界中を旅して噴射飛航けん玉を普及するビデオが掲載されているし、
次女が最近いただいた「プロ仕様」のけん玉には
アレックス・スミス・モデルって、名前まで入っていた。

そしてけん玉を持ち歩く時には、
首からぶら下げるのがクール…らしい。

このことを先日、ハワイに里帰りしていた広美ちゃんと話し、
そういえば以前は、POGが爆発的に流行ったり昇華在線
独楽が流行ったり、あやとりが流行ったり、
ヨーヨーが流行ったりしたねえ…と、
子供たちの遊びの流行廃りを思い出していたら、

次女がいきなり

「次は折り紙が来ると思うよ」と言った。

クールなストリートキッズたちの
派手な折り紙パフォーマンスを想像して、
私たちはお腹を抱えて笑った。
  


Posted by iooi at 12:03 | Comments(0) | pad

2015年05月08日

あの桜並木だけは


いつだったか、息を呑むほど美しい桜の花を
まだ少女だった私が見たのは、京都の山の中だった。

その何年後だったか、
ワシントンDCで学生をしていた私は、
ポトマック川沿いで満開になった桜を見た。

日本から贈られたという、三千本以上のソメイヨシノの
すべての花が咲き誇る様は、胸がいっぱいになるくらい
本当に見事で美しく、花を見上げて歩く私の目からは
もう少しで涙があふれそうだった。

白っぽいピンクの花びらは霞のように頭上に広がり、
遠く日本から離れた私に、あの京都の山の中で見た
夢のような桜の花を思い出させてくれた。

満開の桜の花に哀愁を覚えるのは、
その花たちが風に吹かれてはらはらと
あまりにも儚く散ってしまうせいなのか、
遥かな故郷の春の記憶にリンクするせいなのか、
私はただただその場から離れがたく、
しばし茫然と桜の花に包まれていた。

ワシントンDCには、もう帰ることもないだろうけれど、
あの桜並木だけは、また見てみたいと私は思う。  


Posted by iooi at 12:47 | Comments(0) | pad

2015年05月07日

毎年そうなのだが


11月に入り、テレビの子供向け番組のスポンサーは
次々新しいおもちゃのコマーシャルを出して来る。

クリスマス商戦スタートだ。

次女はあわててサンタクロース宛の手紙を書き始めた。

最初は、今女の子たちの間で大流行のステッカーブックと
新しいステッカーをサンタにお願いするつもりだと
次女は私に教えてくれたのだけど、
テレビでコマーシャルを観るたびに、
欲しいものが変わり、手紙は書き直される。

燃え盛る8歳児の物欲は止まるところを知らず、
今日ドアに貼ってあったサンタ宛の手紙には

「バービーのクルーズシップと、別売りになっている付属品」
とまで書いてあった。明らかにコマーシャルの見過ぎ。

毎年そうなのだが、こうやってテレビコマーシャルの影響で
「どうしてもこれが欲しい!」と手に入れたおもちゃで
次女はほとんど遊んだことがない。

包みを開けて、箱から出して、それで満足してしまう。

だから今年はぜったいこんなおもちゃ買わないわ!
と、サンタの手下でもある私は心に誓うのだった。
  


Posted by iooi at 15:45 | Comments(0) | pad

2015年05月06日

そしてお父さんもまた

今朝、髪を短く切ったお父さんに私が
「そのヘアスタイルだとますますジュニアと似てるね」
と言ったら、お父さんは「そうかな」と頭を触り、

「ジュニアは人からボクに似てるって言われると、
イヤだなあと思っているのかな」と私に聞いた。

「イヤがってなんかいないですよReenex 好唔好
父子だからしょうがないじゃん、って言うけど」と教えてあげたら、
「それって、イヤがってるのと同じでしょ?」と苦笑していた。

ジュニアとお父さんは、顔を合わせてもニコリともせず、
機嫌悪いの?と思わせるような表情でreenex
ボソボソっと、すごく短い会話を交わすことが多い細紋

電話での会話だって、もうちょっと何とかならないの?
と、私が口を出したくなるほど無愛想で手短かな父子。

だけどジュニアはお父さんを心から尊敬しているし、
誰の息子でもおそらくそうであるように、
お父さんから認められたい、褒められたい、と思っているはず。

そしてお父さんもまた、ジュニアのことをいつも気にかけて、
自分の跡を継いでウクレレ1本でがんばっている息子を
たぶんとっても誇りに思っているはず。

…ぜったいお互いにそんなこと口にしないけど。  


Posted by iooi at 16:28 | Comments(0) | pad

2015年05月05日

ハワイの子は

ハワイ時間で3/17(木)の午後6時から
ウィローズでチャリティー・パケレライブが開催されます。

今回の被災地への義援金を集めるのが目的です。

私の大好きなウォルト・ケアレが、癒しの声を聴かせてくれます。
ジュニアも参加する予定ですreenex cps好唔好

今日はサーフィンも自粛して
家の中の整理をすることに決め、
私は、ゆっくり不要品をまとめていた。

身体が大きくなって、もう着られない服
(次女だけじゃなく、私の分も…)を
クロゼットから引きずり出していた時reenex cps
次女の靴下の引き出しの中身も全部出してみた。

ハワイの子は、素足にビーサンでいることが多いので
靴下はあまり持っていなかったりする。

次女も小学生になってから靴下が増えたけど
古い靴下を処分することもなかったので、その引き出しには
赤ちゃんの頃のものまで、まだいっぱい入っていた。

赤ちゃんの靴下って、本当にかわいい。
手編みの小さなブーティーズも出てきたので
ひとりで微笑みながら写真を撮った。

これは、確かジュニアのお母さんが買ってくれたもので
履かせても娘はすぐとってしまったので
ほとんど未使用、新品同様だ。

でも、あまりにもかわいいので、手放すことができない。
私は、この小さな白いブーティーズを、
他の何足もの小さな靴下と一緒に「宝物箱」に入れた。

そして、あの津波でこんな靴下がいったい何足流されてしまったのかと
ふと考えてしまって、胸がつまり、涙が出た。

ひとりでも多くのいのちが助かりますように美白

、さっちゃんや、たくさんのハワイアンミュージシャンたちが
愛する日本の皆さんへのアロハな気持ちを集めます。

パケレライブはオンラインで世界中の人が同時に観ることができます。
あたたかいハワイアンミュージックの音色に
どうかひととき包まれてみてください。

今度の木曜日、パケレライブ@ウィローズでお会いしましょう~!  


Posted by iooi at 15:44 | Comments(0) | pad

2015年05月04日

チーマミー

生まれた時からプクプクでポチャポチャで
ずっしり重かったリオ。

私たちのオフィスで過ごした2歳までの赤ちゃん時代にも
ずっとどっしり重かったリオ雪纖瘦黑店

私にミョーになついていて
「チーマミー!チーマミー!」って
毎日別れる時には大泣きしてくれたリオ。

ティーンエイジャーになったらいきなり顔が
スキッとシャープになって、
背もぐいぐい伸びて雪纖瘦黑店
大人っぽいイケメン少年になったリオ雪纖瘦投訴

そのリオが16歳になって
運転免許証をとることになった。
筆記テストに受かってしまったので
実際に運転の練習を始めなければならない。

リオの母親ヒロヨちゃんは
リオが運転するクルマの助手席に座っていられない。

それをやるとたぶん母子関係がすごく悪くなるだろう。
ヒロヨちゃんの心臓のためにも、
私がリオの運転につき合うことにした。

今日は第一回目。
私が「ヒッ!」って声を上げたのは
リオの発信が下手だった時1度だけ。

運転の練習がしたくてたまらないリオは
これから再び「チーマミー、チーマミー」って
私を慕うようになるに違いない。  


Posted by iooi at 15:55 | Comments(0) | pad

2015年05月04日

カンパ~イ


ジュニマネ日記にも書いたが、
先日私は「厄年パーティー」に行ってきた。

上の写真は、その帰りにいただいた「引き出物」の孫の手。
ネーム入りの記念品だ。

メインランドの日系人にも同じ風習があるのかどうか
私としてはヒジョーに気になるところだが、
ハワイの日系人は「厄年」のためにパーティーを開き
大勢の親戚や友人を招いて、派手にお祝いをする。

縁起物の大きなシートケーキには
もちろん大きく「HAPPY YAKUDOSHI!」と書かれる。

今回の主役厄年ボーイは、42歳。
本人には知らされず、奥さんや両親の企画で
サプライズパーティーとして開催された。

しかも本人の家で。

私はそのケーキに立てたローソクを吹き消す場面には
残念ながら間に合わなかったが
やっぱり「ハ~ッピ~ヤクドシ~トゥ~ユウ~♪」と
ヤクドシソングが歌われたらしい。

厄年は、ハッピーなのか?

こういう突っ込みどころ満載な日系人の風習は
他にもいろいろある。

私的に一番キョーレツにウケたのは
ウエディングのための千羽鶴。

花嫁さんやその友人たちが、ウエディングの日までに
せっせ、せっせと、なぜか金銀の千羽鶴を折るのだ。

日本では病人のために回復の祈りをこめて折られた千羽鶴だが、
海を越えたとたんになぜか
ウエディングカップルの幸せを支えることになった。

それだけではない。

金銀の千羽鶴はその後、
千羽鶴アートと化して、末永くその家庭に飾られることになる。

ちなみに今回おじゃました厄年パーティーの家庭には
ゴールドの千羽鶴をたたんだまま重ね合わせて羽に見立てた
二羽の黄金の白鳥がガラスケースに入って飾られていた。
…しかも、リビングルームのとっても目立つ場所に。

私がこれまでに招待していただいた日系人の結婚式では
必ずと言っていいほど、この千羽鶴アートを見る事ができた。

千羽鶴で作った鯉の滝上りアートを派手な額縁に入れたものや
ちょっと抽象的なデザインにした3D千羽鶴アート、
古風な(?)松竹梅として生まれ変わった千羽鶴など、
千羽鶴アートの可能性はエンドレスだった。

ハワイのクラフトショップには
おそらく相当数の折り紙が日本から輸入されているはずだ。
それも金紙と銀紙ばかり。

この風習はいったいいつ頃始まったものなのか?

ジュニアのお母さんに聞いてみたところ、
お母さんが50年近く前にハワイにお嫁に来た時には
すでにその風習が根付いていたらしく、
誰かから金銀の千羽鶴をいただいてしまったとのこと。

「何故、病人でもない私に千羽鶴を?!」

お母さんは混乱したが、とりあえずありがたく受け取り
リビングルームに飾ることになったそうだ。
「いつの間にか捨てちゃったけどねぇ」とお母さん。

その頃はまだ、束になった千羽鶴が主流だったらしいが
あっという間に進化した千羽鶴は、永久保存できるように
手を替え品を替え、現在のようなアートフォームになったのだ。

もうそう簡単に捨てられることもないだろう。

そしてお祝いの場で乾杯する時、
「カンパ~イ!」ではなく「バンザ~イ!」と叫ぶのも
ハワイの日系人だけだろうか?
それとも、メインランドやブラジルの日系人もそうなのか?

日本の伝統を楽しくツイストしたものを
尤もらしく次世代に伝えて行く、日系人の風習。

それを若い人たちもちゃんと受け継いでいるのがスバラシイ。
私はチョコンとリボンのついた厄年記念の孫の手を握りしめ、
心の中で「ビバ!日系人!」と叫ぶのだった。
  


Posted by iooi at 10:27 | Comments(0) | pad